立教新座中学・高校ラグビー部OB会
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活動報告

令和7年度 第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 
埼玉県予選準々決勝
立教新座 0―55 熊谷

2025・09・28

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【09・28(日)キックオフ13:10 会場:熊谷ラグビー場西グラウンド】

全国大会出場のキップをかけた埼玉県予選の準々決勝。天候は晴れ。ここからはシード校との闘いとなる。相手は大型FWを擁するBシードの熊谷高校。立教は2回戦で接戦を制し、勢いに乗っているので、自信を持って闘いたい。

前半は立教ボールでキックオフ。相手がボールをキャッチし、ファーストコンタクト。立教は相手FWに少し押され気味の立ち上がり。しかしながら、相手キックボールを立教BKがキャッチし前進、その後FWのアタック、BKのライン攻撃で自陣10mから相手陣10mまでゲイン。前半2分、相手のノットロールアウェイから、立教はタッチキック。敵陣22m付近でのラインアウトとなったが、ラインアウトミスで相手ボールとなった。相手大型FWのプレッシャーを感じる。そこから自陣10m付近まで押し戻された。前半4分、自陣22m付近で立教がノットリリースザボールの反則。立教はその後の相手ラインアウトモールにしっかりと対応、モールを組ませなかった。大型FWへのモール対策はこの試合も機能していた。ラインディフェンスもいつも通り集中していたが、その後のプレーで出足が一瞬早くオフサイドの反則。前半6分、相手FWのアタックを懸命に止めていたが、耐えきれずにトライを許した(0-7)。前半10分、相手キックボールから立教が5フェーズの攻撃を仕掛けるが、相手の厳しいデュフェンスでなかなかゲインができず、ラックで倒れ込みの反則。前半12分、相手ボールラインアウトモールとその後のスクラムを立教がコラプシングの反則。ゴール前まで攻められたが、懸命のディフェンスで対応し、相手がノットリリースザボールの反則、ピンチを脱した。その後も何度かゴール前まで攻められるものの、持ち前のディフェンス力が機能し、相手の反則でピンチを脱した。前半17分、立教はマイボールラインアウトをミス、相手に拾われ、繫がれ、トライを許した(0-14)。相手大型FWのプレッシャーもあり、マイボールラインアウトをなかなか獲得できなかった。前半22分、立教は相手にゴール前に攻められるものの、膝下へのタックルで応戦し粘りを見せていたが、ゴール前スクラムからBKへ展開されトライを奪われた(0-19)。前半27分、立教はグラウンドを広く使ったFWとBKのアタックを展開し、ゲインラインを突破するフェーズを繰り返したが、最後はノックフォワードでチャンスを逃した。相手を左右に揺さぶるアタックは機能していたように思う。前半28分、立教の反則から自陣ゴール前でのラインアウトモールを押し込まれトライを奪われた(0-26)。

後半1分、立教はセンタースクラムでコラプシングの反則。後半3分、その後自陣22m付近のラインアウトから連続攻撃を受け、懸命にタックルにいくも、一度で倒せず、トライを許した(0-33)。後半6分、相手ラインアウトからBKに左右へ展開され、トライを許した(0-38)。後半11分、立教はマイボールスクラムから左右に大きく展開、FWのアタックも挟み、フェーズを繰り返しながら、じわじわと前進し始めたが、最後はノックフォワードしチャンスを逃した。後半13分、相手陣10m付近の相手スクラムからのBK展開で大きなゲインを許し、ボールを繫がれ、トライを奪われた(0-43)。トライ後のキックオフから、立教はBKが展開し、左サイドから右サイドまでボールを動かし、すこしずつゲインしたが、最後はパスを急ぐあまりノックフォワードとなってしまった。後半17分、相手BKが蹴り込んだボールに対し、立教BKがカウンターアタックで20mゲイン、その後フォローに来たFWへボールを繋ぎ、FWの連続アタック、相手のハイタックルもあり、攻撃が続く。立教はラインアウトに苦戦していたことから、ペナルティーからFWが突進したが、その後のBK展開でボールをハンブルし、ターンオーバーされ、そのままトライを奪われた(0-48)。後半22分、相手陣10mの相手ペナルティーから立教はFWがクイックスタート、BKで右へ展開した後、FWが左へアタック、再度右へ展開しようとしたパスが通らずノックフォワード。ゴールラインが遠い。後半25分、相手スクラムからのアタックを懸命にディフェンスするも、最後はBKにトライを奪われた(0-55)。後半28分、自陣での立教ボールスクラムからBKへ展開、パスが繋がらすグラウンドに落下したボールをFWが必死にキープし、ゲインを試みるも相手のディフェンスを打ち破れず、ノックフォワードでノーサイド(0-55)。

1年間のチームハルキの闘いが終わった。新人戦の頃は部員の数が少なく、合同チームで参加することも検討された。急遽、他の部活動に参加しているラグビー経験者にも加わってもらうことで単独チームでの出場を果たすことができた。その後は、ケガから復帰した選手、新1年生の加入、留学から帰国した選手が合流し、最終的には30人以上のチームとなった。チームハルキは3年生の人数が一番少なく、2年生、1年生の戦力が頼りのチームであったので、学年の壁を取り払ったコミュニケーションを図ることに苦労があったと思うが、全員が一丸となって、特別に暑かった猛暑の中での練習、夏合宿を頑張った結果、チーム力が向上、試合で結果が出るとともに結束力も高まっていった。今年は埼玉県ベスト8入りをめざしたものの結果はベスト16となり、目標を果たすことはできなかったが、最後の試合は一方的に負けた訳ではないように思う。体の大きさやフィジカルはビハインドがあったが、立教らしいグラウンドを広く使った左右の展開でアタックができた時はゲインができていた。チームは成長し続けているので、もう少しこのチームの闘いを観たかった。観ている我々が思うのだから、選手達はそれ以上に思っていることだろう。3年生は引退となるが、仲間と過ごした3年間を財産として、この先の人生に役立てて欲しいと思う。2年生、1年生は、最後の円陣で3年生が述べた、くやしさや後輩たちへの感謝の言葉を胸に、ベスト8入り、またはそれ以上の結果を出すために頑張って欲しい。今後の活躍に期待したい。

最後にこれまでチームをご指導、ご支援くださった顧問、監督、コーチ、トレーナー、OB、OBの保護者、応援いただいた皆様に御礼を申し上げたい。

令和7年度 第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 
埼玉県予選2回戦
立教新座 17―14 伊奈学園

2025・09・21

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【09・21(日)キックオフ10:30 会場:伊奈学園高校グラウンド】

全国大会出場のキップをかけた埼玉県予選の2回戦。天候は晴れ。5月の国体予選では10-38で敗れた伊奈学園高校との闘い。立教はケガから復帰した選手や留学先から帰国した選手などが合流し選手層が厚くなったこと、夏の猛暑の中での練習と菅平合宿を経て、スキルやフィジカルが向上しており、春のリベンジを果たすことに大きな期待が寄せられる。

前半は立教ボールでキックオフ。前半1分、立教はマイボールをキープしながらFWで連続攻撃を仕掛けるがノックフォワード、相手ボールスクラム。選手の緊張感が伝わる立ち上がりとなった。ファーストスクラムでは相手のヒットスピードが少し上回った。その後相手BKにラインブレイクされ、自陣22mまで一気に攻め込まれた。前半2分、立教はボールを奪い返したもののノットリリースザボール、相手タッチキック後のラインアウトモールを押し込まれトライを許した(0-7)。前半5分、マイボールスクラム、相手のプレッシャーを受けながらも何とかBKへ展開しゲインラインを突破。その後のラックから早い球出しで右展開、大きくゲインし、FWが連続攻撃しながら相手ゴールラインに迫る。前半6分、相手オフサイドから立教はタッチキック、直後のラインアウトをしっかりとキープ、ラックの右サイドをFWが連続で突きディフェンスを引き寄せ、最後はディフェンスが薄くなった左サイドをBKが展開し左隅にトライ(5-7)。トライを奪われてから早々にお手本のようなトライを取り返したことで選手達の顔にはやれる!という自信が満ち溢れていた。前半10分、立教ボールのセンタースクラムからBKが左へ展開、FWの連続攻撃を挟んで、再度BKへ展開するも相手の鋭いタックルでたまらずノックフォワード。前半12分、立教の反則、自陣ゴール前10m付近での相手ラインアウトとなったが、強風の影響でノットストレートとなりピンチを脱した。その後のマイボールスクラムをしっかりとキープ、そこからタッチキックではなく、積極的に右へ展開、自陣22mラインを超えて大きくゲイン、相手とのキックの往復を挟んで、立教がBKで左展開。更に運動量が豊富なFWが連続攻撃するもその後のハイパントキックをチャージされ、相手にボールが渡ったところで立教がハイタックルの反則。前半15分、再び自陣ゴール前10m付近での相手ラインアウト、今度はボールをキープされ、相手FWが縦突進、立教も負けずに魂のタックルで応戦しゲインを許さない。前半18分、相手ボールスクラムから連続攻撃を受けるが、立教は全員が集中し、ここでもしっかりとしたディフェンスで対応、最後は相手がトライゾーンにボールを蹴り込んだが立教BKがバックアップ対応し、冷静にグラウンディング。前半20分、立教のドロップアウトから相手が連続攻撃、立教はFW、BK共にタックルで対応したが、自陣ゴール前で反則、相手の攻撃が尚も続く。その後、相手がサインプレーを仕掛けてきたが、立教はボールキャリアを逃がさず、ここでもしっかりとタックル、ターンオーバーしたところへ相手の倒れ込みの反則があり、ボールを取り返した。前半22分、立教はマイボールのラインアウトをスチールされ大きなゲインを許す。前半25分、立教はラインオフサイドの反則、自陣ゴール前で再びピンチの場面となったが、相手にラインアウトモールを組まさない絶妙なディフェンスで対応。その後の相手FWの連続攻撃(10フェーズ以上)にも低いタックルで対応し、最後は相手が倒れ込みの反則、立教がボールを奪い返した。前半30分、立教はペナルティー後のタッチキック、ラインアウトからボールを外へ蹴り出し前半終了。再三のピンチをしっかりとしたディフェンスで対応し、連続トライを許さない立教の成長、逞しさを感じさせる前半だった。

後半開始早々、相手の連続攻撃を受け、立教はタックルがやや甘く、少しずつゲインされる。後半2分、自陣22mライン付近で、相手BKへのタックルが決まらず、そのまま中央にトライを許した(5-14)。後半4分、立教は連続攻撃から、FWが抜け出し、更にフォローしたFWにパスを繋ぎ大きくゲイン、その後ラックからの早い球出しで、BKが右展開するもラストパスが通らず、チャンスを逃した。後半6分、立教ラインアウト、準備してきたロングスローからのサインプレーで大きくゲイン、FWの連続攻撃も効率よく決まり、最後はBKへ展開、ディフェンスが薄くなったところを突きそのままトライゾーンに飛び込んでトライ、立教は必死に食らいつく(12-14)。後半11分、ここで立教はFWメンバーを交代、総力戦で臨む。後半12分、立教ボールのスクラム。交代したFWメンバーの頑張りにより、スクラムが安定した。後半13分、相手ペナルティーから立教はクイックスタート、相手のノット10mバックから、相手ゴール前5mに迫る。後半14分、立教はゴール前のラインアウトからモールを一気に押し込み、最後はキャプテンがトライゾーンへ飛び込み逆転のトライを決めた、選手達がキャプテンのもとに集まり喜びあう(17-14)。後半17分、立教のペナルティーから自陣ゴールライン5m前まで攻め込まれた。相手ボールのラインアウトからアタックを受けるも立教は素早いディフェンスでプレッシャーをかけ、相手ノックフォワードを誘いピンチを脱した。その後も相手攻撃が続くが、立教は集中力を維持したまま、相手がミスをするまで、自分達にチャンスが巡ってくるまで愚直なタックルで応戦した。後半21分、相手陣22mラインからの立教ラインアウト、相手倒れ込みもあり、相手陣ゴール前10m付近まで迫る。後半22分、立教ボールのラインアウト、モールを押し込みながら今度はBKへ展開、そこからFWが連続攻撃、BKのライン展開も織り交ぜながら、このチームで最大の16フェーズ(約3分)の猛攻を仕掛けたが、相手も必死のディフェンスで応戦、立教はダメ押しのトライが奪えず、最後はラックの中で倒れ込みの反則、ビッグチャンスを逃した。相当な疲労が残る状況でありながらも、その後の相手攻撃に対しても立教は全員が低いタックルで応戦、後半27分、相手反則によりボールを奪い返した。後半28分、立教は時間を使いながら相手陣22mライン付近でFWが連続攻撃、再び10フェーズ以上のアタック。しかし簡単には終わらせてくれない。立教のFWが相手に絡まれボールをハンブルし奪われてしまう。そこから相手BKが意地の展開を見せる。立教は全員が必死にディフェンスに戻るも、一気にゴール前まで迫られた。後半30分、ノータイムの状況で、立教ゴールラインを挟んだFW同士の最後の根比べ、立教は残りの力を振り絞った渾身のタックルで相手の猛攻を凌ぎ、最後は相手ノックフォワードで遂に決着、ノーサイド!!(17-14)。立教の選手達は拳を突き上げて勝利を喜んだ。

見事にリベンジを果たした。チームハルキになってから最高の試合。片時も目を離すことができなかった。春シーズンに比べFWはスクラムやラインアウトの精度が格段に高くなり、BKもパスの精度やランのスピードが増した。またチーム全体としては集中力が冴え、アタックとディフェンスの切り替えができており、アタックではFWとBKの連動、ディフェンスでは徹底した足元へのタックルに磨きがかかっている。全員が自分の役割を果たした結果、勝利することができたのだと思う。次は準々決勝。ここからはシード校との闘いとなるが、今回の勝利で自分達がやってきたことが正しかったと証明できたので、自信を持って思い切り闘って欲しい。まだまだこのチームでの試合を見続けたい。

令和7年度 第12回全国高等学校7人制ラグビーフットボール
埼玉県大会 1次トーナメント(Eブロック)

2025・06・21

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(1)立教新座 52―14 進修館(2回戦)

【06・21(土)キックオフ10:40 会場:くまぴあグラウンド】

天候は晴れ。立教は2回戦からの出場。相手は進修館高校。グラウンドをフルに使った立教の攻撃に期待が集まる。

前半は相手ボールでキックオフ。開始早々、立教はFWが前進しながらボールを繋ぎ、ラックからBKへ展開し、オフロードパスも通り先制のトライ(7-0)。前半2分、リスタートのボールを立教FWがダイレクトキャッチで前進、その後数フェーズのアタックから最後はBKがトライ(14-0)。前半3分、相手のノットリリースザボールの反則から、立教がクイックスタート、最後は飛ばしパスからのトライ(19-0)。前半5分、相手がショートパントからのボールをキャッチし、そのままトライ(19-7)。前半6分、リスタートボールをキャッチした立教FWが30mをゲイン、フォローに来ていたFWへパス、そのまま独走しトライ(26-7)。

後半1分、立教はマイボールラインアウトからFWがゲイン、その後のラックから、BKへ展開しトライ(33-7)。後半2分、アンストラクチャーな状態から相手BKが独走しトライ(33-14)。後半4分、相手がパスミスしたボールを立教がセーブ、ラックから、BKへ展開しトライ(40-14)。後半5分、相手のノットリリースザボールから立教BKがクイックスタートしそのままトライ(47-14)。後半6分、相手が処理ミスしたボールを立教FWがキープし大きく前進、その後のラックからBKへ展開し、最後は飛ばしパスからのトライ(52-14)。

立教が終始ゲームを支配し、グラウンドを広く使ったプレーでトライを重ね、勝利した。

 

(2)立教新座 7―43 熊谷工業(ブロック決勝戦)

【06・21(土)キックオフ13:40 会場:くまぴあグラウンド】

相手は熊谷工業高校。関東大会埼玉県予選3位の強豪校。立教の闘いがどこまで通じるかに注目が集まる。

前半はマイボールでのキックオフ。立教の低いタックルから相手がパスミス、立教がボールをセーブし、その後のラックからBKへ展開し先制のトライ(7-0)。前半2分、相手のBKに立教ディフェンスが2人付いたところをパスされトライを奪われた(7-7)。前半3分、立教がパスミスしたボールを相手にキープされ、大きなゲインを許した。その後、立教も自陣ゴール前で展開するものの、相手にボールを奪われトライを許した(7-12)。前半4分、相手ペナルティーから立教がクイックスタート、立教FWが相手FWをなぎ倒し大きくゲイン、その後のラックからディフェンスのいない右サイドを突いたが、追いつかれ外に押し出された。前半7分、立教のノットリリースザボールから相手がクイックスタートでそのままトライ(7-19)。

後半1分、立教はマイボールスクラムからプレッシャーを受け、BKに安定したボールが出せず、ターンオーバーされ、トライを許した(7-24)。後半3分、立教ボールスクラムから何とかBKへ展開しアタック、その後、逆目のBKラインで攻め、大外のBKへパスが繋がりトライチャンスかと思われたが、スローフォワードの判定。後半4分、相手のショートパントで相手がキープし、そのままトライ(7-29)。後半5分、立教は自陣から果敢に攻めたがパスミスしたボールを相手にピックアップされ、そのままトライを許した(7-36)。後半6分、相手ラックからサイドを突かれトライを許した(7-43)。

関東大会埼玉県予選3位の熊谷工業との試合であったが、先制トライを奪ったことや、FWのアタックとBKの展開が連携した立教の攻撃パターンが通じる場面があったことは大きな収穫であったと思う。7人制ではあるが、強豪校とのパワーやスピードの違い、相手がミスしたときのプレッシャーの掛け方などをこの時期に体感できたこともよかったと思う。自分たち一人ひとりが課題を持って、体を大きくしながら、今後の練習、夏合宿でパワーやスピードアップを図り、秋の花園予選では立教旋風を巻き起こして欲しいと思う。

 

令和7年度 国スポ埼玉県予選 コンソレーション
立教新座 17―14 大宮

2025・06・07

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【06・07(土)キックオフ11:50 会場:くまぴあグラウンド】

国スポ埼玉県予選のコンソレーション。天候は晴れ。相手は大宮高校。15人制では春シーズン公式戦最後の闘い。勝ってシーズンを締めくくりたい。

前半は相手ボールでキックオフ。開始早々、立教は相手キックを処理する場面でのハンドリングエラーが目立った。相手FWは大型だったが、スクラムで劣勢になることはなく、課題のラインアウトもマイボールを確実にキープし、安定した入りとなった。前半8分、センターライン付近でのマイボールスクラムからBKが外展開、その後の早い寄りからBKが更に展開し、パスを受けたFWが大きくゲイン、最後はBKに繋いで左隅にトライ(5-0)。立教は相手ラインアウトモールで押し込まれる場面があったものの、冷静に対応できていた。前半11分、相手陣内での相手ペナルティーから、立教FWがクイックスタート、その後もFWが4フェーズを攻め、最後はBKに展開し、トライゾーンに飛び込んだが、相手に阻まれグラウンディングができずノートライ。前半15分、立教は自陣で15フェーズ以上の猛攻撃を受けたが、全てのフェーズでゲインを許さない粘り強いディフェンスを見せ、最後は立教BKが相手BKをタックルで外に押し出した。後半27分、自陣ゴール前での相手スクラム、FWでのアタックにこだわる相手の猛攻(5フェース以上)に対し、立教は全員が低いタックルで応戦、最後は相手をがっちりと掴みモールパイルアップでマイボールスクラムとし、ピンチを脱した。

後半は前半と同様にキック合戦での入りとなった。相手は前半以上にFWプレーにこだわってきた。後半8分、立教は敵陣でのラインアウトモールを押し込みながら、BKへ展開、パスを受けたBKフィニッシャーが縦横無尽のランでトライ(10-0)。続く後半10分、相手キックを処理した立教BKがチェンジオブペースで相手BKの隙をついて抜け出し、フォローしたフィニッシャーへパス、そのままトライ(17-0)。リズムが出始めた立教がこの後もトライを重ねることが期待されたが、ここから相手の反撃を食らう。後半18分、中央付近での相手ラインアウトモールで約10m押し込まれ、相手BKへの展開、立教はタックルをかわされ、相手BKが抜け出し、そのままトライを奪われると思ったが、立教BKの懸命なバッキングアップからのタックルで相手トライを防いだ。後半25分、立教陣内での相手スクラムから相手がサイドアタック、その後の連続ラックから、最後は相手BKがサインプレーで抜け出しトライ(17-7)。勢いに乗る相手は、自陣ゴール前からでも積極的な展開を見せ、立教は1フェーズ毎に大きなゲインを許す場面が続き、後半29分、中央付近から相手BKの独走を許しトライを奪われた(17-14)。その後も相手は積極的な展開を見せたが、立教も真っ向勝負、懸命なディフェンスとアタックで応戦、後半30分、相手のノットリリースザボールから立教がマイボールをキープし、最後は外に蹴り出しノーサイド(17-14)。

高温下での試合となり、足がつるなどの選手が続出する中、最後まで全員で闘った結果、勝利を手にすることができた。新人戦から試合を重ねるごとにチーム力が上がってきているように思う。今後は七人制大会、夏合宿を過ごす中で、負傷している選手の復帰なども見込まれるので、秋の花園予選ではOne Teamで大暴れして欲しい。

令和7年度 国スポ埼玉県予算 1回戦
立教新座 10―38 伊奈学園

2025・05・31

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【05・31(土)キックオフ10:30 会場:伊奈学園高校グラウンド】

国スポ埼玉県予選の1回戦。天候は大雨。相手は先の関東大会埼玉県予選ではベスト8に入っている伊奈学園高校。どのような展開になるのか楽しみな試合。

前半は相手ボールでキックオフ。開始早々、相手FWの連続攻撃に対して、立教はゲインを許さない低いタックルで応戦した。マイボールでのファーストスクラム、立教は相手強力FWのプレッシャーを受け、たまらず反則。その後、自陣ゴール前まで攻め込まれ、相手FWの攻撃を受けるが、ここも低いタックルで応戦した。前半6分、自陣ゴール前のマイボールスクラムで再びプレッシャーを受け、相手にボールを奪われトライを許した(0-5)。リスタート後、立教は相手の激しいプレッシャーを受けながらも、アタックでフェーズを重ねたが、ノックフォワードでチャンスを逃した。前半12分、相手ボールスクラムからの一次攻撃で相手BKが抜け出しそのままトライ(0-12)。立教はアタックチャンスがあるものの、ノックフォワードでプレーが途切れるシーンが目立った。前半25分、立教は自陣ゴール前で相手FWの連続攻撃を受けトライを許した(0-17)。前半28分、中央付近で相手へのタックルミスから、相手BKの独走を許しトライを奪われた(0-24)。

後半3分、立教のノットリリースザボールから相手がタッチキック、その後の相手ラインアウトからBKへ展開されトライを奪われた(0-31)。立教もアタックチャンスがあるものの、ノックフォワードが目立ちリズムに乗れない時間が続いた。徐々に相手FWのアタックにアジャストし始めた立教はスクラムやラックで優位に立つ場面が出てきたが、後半20分、立教のペナルティー、相手のサインプレーからFWが抜け出しトライを奪われた(0-38)。一矢報いたい立教は後半25分、相手ボールスクラムを押し込みスティールに成功、パスを受け取ったBKが約50mを相手ゴール前まで快走、最後はフォローしたFWがトライ(5-38)。ようやく勢いが出始めた立教は後半28分、相手ペナルティーからクイックスタートでBKが約40mを独走し、意地のトライ(10-38)。

強豪チームとの闘いであったが、立教らしいプレー(タックル、FWとBKの機能的な連携プレー)が随所に見られ、2トライを奪うことができた。1回戦、全8試合が行われたが、敗戦した高校のうちトライによる得点をあげたのは立教だけである。選手達には大きな自信になったことと思う。次戦のコンソレーションでは勝利を収め、春シーズンを締めくくって欲しい

令和7年度 国スポ西部地区予選 3位決定戦
立教新座 70―7 西武台

2025・05・10

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【05・10(土)キックオフ13:00 会場:狭山工業高校グラウンド】

天候は曇り、国スポ埼玉県予選への出場がかかった西部地区3位決定戦。新人戦では西部地区4位に終わっているので、何としてもこの壁を乗り越えたい。相手は西武台高校。新人戦の1回戦で対戦した時は立教が31-12で勝利していること、立教は戦力が充実してきていることから勝利に期待したい。

前半は西武台ボールでキックオフ。立教はマイボールをキープし、いつも通りの連続攻撃を仕掛けるなど順調なすべり出し。前半2分、相手スクラムからサイドアタックを受け30mゲインされた。その後自陣ゴール前10mまで攻められたが、相手のペナルティーにより立教がエリアを挽回した。前半6分、立教はFKからFWが積極的にアタックし、そこから6フェーズを重ね最後はBKがトライ(7-0)。前半11分、立教は敵陣22mでのマイボールラインアウトから、FWが丁寧に攻撃を重ね(6フェーズ)、最後はBKがトライ(14-0)。前半13分、相手がパスミスしたボールを立教FWがターンオーバー、敵陣ゴール前まで激走、最後はフォローに入ったBKがトライ(19-0)。前半17分、相手の連続攻撃を受け、自陣に入り込まれたが、立教は足元へのタックルで応戦し、大きなゲインは許さなかった。前半18分、敵陣22mでの相手ボールスクラムから、再びサイドアタックを受け30mゲインされたものの、立教の素早い戻りもあり、相手がたまらずオフサイドの反則、立教はエリアを挽回した。前半20分、立教の連続攻撃から最後はBKがトライ(26-0)。前半24分、立教はFWの縦攻撃、BKの豪快なランでの連続攻撃からFWがトライ(31-0)。前半28分、敵陣22mでの立教ラインアウトモールからFWが連続攻撃でトライ(38-0)。

後半開始早々、相手スクラム。立教はコミュニケーションを取りながら、相手攻撃に備えたがサイドアタックから10mのゲインを許した。そこから相手の連続攻撃が続いたが、立教は粘り強いディフェンスで攻撃権を取り返した。後半4分、立教は相手のパスミスからターンオーバーし、最後はBKがトライ(45-0)。その後も立教は攻撃の手を緩めることなく、順目、逆目のアタックで攻め続けた。後半10分、相手ドロップアウトから立教はFW縦攻撃、BK展開を繰り広げ、最後はBKがトライ(50-0)。後半10分、自陣で相手FWの連続攻撃(10フェーズ)を受けたが、立教も必死のディフェンスで応戦。相手がBK展開したところを鋭い出足でミスを誘い、ターンオーバーで大きくエリアを取り戻した。後半13分、立教はタックルミスから相手FWにゴール前までの独走を許し、その後も連続攻撃を受け、トライを奪われた(50-7)。後半18分、相手を勢いに乗せたくない立教は、メンバー交代しながら、攻撃の手を緩めることなく相手陣へ攻め続け、最後はBKがトライ(55-7)。後半22分、立教は相手ドロップアウトからFWとBKが一体となった連続攻撃でFWがトライ(60-7)。後半25分、一矢報いたい相手FWが猛ラッシュ、立教も懸命のディフェンスで10フェーズ以上の攻撃を凌いだ。後半27分、立教は自陣22mラインアウトからBKが果敢に攻め大きくゲイン、FWもフォローし攻撃を継続、最後はBKがトライ(65-7)。リスタートの相手キックオフから再び相手FWの猛攻撃を受けたが、立教も皆が魂のタックルで応戦。後半30分、自陣ゴール前でのターンオーバーから立教BKが独走、最後はフォローしたFWがトライ(70-7)。ここでノーサイド。

期待以上の快勝だったと思う。全員がやるべきことを理解しながら攻め、気迫のこもったタックルで守るシーンは観ているものを感動させた。ラインアウト獲得率も上昇し、全体的にミスが少ない試合だったと思う。地区3位となり、5月末から開催される県大会への進出が決定した。一戦ごとに強くなっていくチーム。県大会での大暴れを期待したい。

令和7年度 国スポ西部地区予選 準決勝
立教新座 14―49 城西川越

2025・05・03

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【05・03(土)キックオフ10:00 会場:狭山工業高校グラウンド】

4/26の1回戦は相手校が棄権したため不戦勝となり、今大会は実質準決勝からの闘いとなった。天候は晴れ、前日の大雨によるグラウンドコンディション不良が心配されたが、良好な状態だった。相手は新人戦西部地区優勝の城西川越高校。新人戦では敗れたのでリベンジを果たしたいところ。

前半は立教ボールでキックオフ。開始早々は相手のFW、BKが多彩にアタックするものの立教は低いタックルで食い止めていた。立教もFW縦攻撃、BK展開でアタックを展開するなどで応戦していた。前半7分、相手ハイタックルの反則から相手陣へ蹴り込み、相手が処理をミスした隙を逃さず、更に蹴り込んだがボールがトライゾーンを超えチャンスを逃した。前半9分、立教BKが展開したボールを相手がインターセプト、そのまま50mを走られトライを奪われた(0-7)。前半11分、立教はFW、BKの連続攻撃により敵陣ゴール前まで攻めたが、最後はノックフォワードでチャンスを逃した。前半12分、相手スクラムからFWのアタックを受け、空いたスペースをBKに突かれトライを奪われた(0-14)。前半18分、立教は敵陣22m付近のマイボールラインアウトから、BKへ展開、BKが抜け出し、更にFWが横にパスを繋いで最後はBKが左隅にトライ、難しい角度からのキックも成功(7-14)。前半28分、勢いに乗った立教は相手陣でのマイボールスクラムからFWが6フェーズのアタックを継続し、最後はBKがトライ(14-14)。

後半は早々に相手ペナルティーからタッチキックで敵陣に入ったが、その後のラインアウトミスでチャンスを逃し、エリアを大きく戻された。相手もノックフォワードなどがあり、お互いがリズムに乗れない時間が続いた。後半7分、自陣22m付近で立教FWがオフサイドの反則、その後相手ラインアウトモールからBKへ展開され、最後はFWにトライを奪われた(14-21)。後半10分、自陣ゴール前で相手FWの猛攻を受けるが、立教も必死のディフェンスで応戦し、最後は相手ノックフォワードでピンチを脱した。後半15分、自陣での相手ラインアウトからFWにサインプレーを決められトライを奪われた(14-28)。後半18分、自陣での立教ペナルティーから相手FWに持ち込まれトライを奪われた(14-35)。後半21分、立教は自陣マイボールラインアウトでのキャッチミスから、相手にボールを奪われ、BKへ展開され最後はキックパスでトライを奪われた(14-42)。一矢報いたい立教は果敢にアタックするものの、ラインアウトでのキャッチミス、ノックフォワード、ダイレクトタッチなどでリズムに乗り切れず、後半30分、相手BKにトライを奪われ、ここでノーサイド(14-49)。

試合には敗れたものの、前回以上に善戦したと感じる。次回は3位決定戦。勝てば5月末から開催される県大会への出場が決まる。ミスしたところを修正し、チーム一丸となって勝利を掴んで欲しい。

令和7年度 第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会
埼玉県予選 1回戦
立教新座 10―27 川越

2025・04・13

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【04・13(日)キックオフ11:50 会場:所沢北高校グラウンド】

天候は雨、令和7年度公式戦の初戦。相手は新人戦西部地区準優勝、FWとBKがバランスよく攻撃してくるイメージの川越高校。立教新座としては、初戦から強豪校相手との闘いとなるが、1年生が新戦力として加入し、チーム力は向上中。前週に行った練習試合では先制トライを許したものの、逆転勝ちした勢いがあるので、接戦が期待される。

前半は立教ボールでキックオフ。キック合戦での入りとなった。相手の攻撃に耐え、立教は敵陣での攻撃のチャンスを掴んだが、ラックをターンオーバーされ、その後もノットリリースザボールなどのペナルティーも重なり、一気に自陣へ攻め込まれた。しかしながら相手ペナルティーもあり地域を挽回した。その後、小さな反則によりスクラムが続き、FWの体力消耗が心配されるものの、フィジカルでは負けておらず互角に組んでいた。前半10分、相手キックを処理した立教BKが左へ展開、30mゲイン、敵陣22mライン付近でFWのアタックを挟んだが2人目のフォローが遅れ、ノットリリースザボールで相手ペナルティーとなりチャンスを逃した。その後も攻撃権を取り返すものの、ノックフォワードやノットリリースザボールでリズムに乗り切れずにいた。前半12分、立教は相手ラインアウトモールから、FW連続攻撃を受けトライを奪われた(0-7)。その後、立教に慌てる様子はなく、BK展開、FW縦攻撃を織り交ぜながら従来のスタイルで攻め続け、何度も相手ゴール前まで迫ったが最後はノックフォワードなどのミスで途切れるシーンが目立った。前半30分、相手キックのボールを立教が処理しきれず、そのままBK展開されトライを奪われた(0-12)。

後半はキックオフ早々に立教のミスから自陣ゴール前に一気に攻め込まれたが、足元への低いタックルで凌いだ。後半3分、自陣での相手ラックから立教BKが奪い取り、40m独走からのラック、BK展開し大きなチャンスがあったものの、今度は立教ラックをターンオーバーされた。後半8分、自陣ゴール前で相手FWの連続攻撃を受けたが、立教FWが集中を切らさずに粘り強いディフェンス。そこからの相手こぼれ球を立教BKがピックアップ、BKへ展開し、相手陣へのロングキックで22m内に入り、立教ラインアウトとなるビックチャンスを得た。後半11分、ラインアウトもしっかりキャッチ、そのままモールを押し込みトライ(5-12)。後半15分、自陣ゴール前まで攻められ、立教がハイタックルのペナルティー、相手PG成功(5-15)。立教ボールでリスタート後、キック合戦から自陣ゴール前で相手ラインアウトとなり、後半18分、そのままモールを押し込まれトライを奪われた(5-20)。さらに後半25分、相手にラインアウトモールを押し込まれ連続トライを許した(5-27)。後半28分、立教スクラムからBKが一次攻撃で大きくゲイン、相手ゴール前まで攻め込み、フォローしたFWが持ち込んでトライ(10-27)。後半30分、立教は残り時間が少ない中、懸命に攻め続けたがここでノーサイド。ポゼッションとテリトリーはほぼ互角、フィジカルは互角以上だったように思う。敗れはしたものの次戦以降の闘いがますます楽しみなチームだ。

今回のスタメンは、3年生5人、2年生6人、1年生4人のチーム編成となった。総力戦での闘いがまだまだ続くが、チームは着実に強くなっていると感じる。自分たちの成長と自信を感じながら、次の国体予選大会での大暴れを期待したい。

令和6年度 埼玉県高等学校ラグビーフットボール新人大会 
西部地区 3位決定戦
立教新座 24―41 所沢北

2025・01・06

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【01・06(月)キックオフ10:00 会場:所沢北高校グラウンド】

天候は曇り、時折小雨が降る中での3位決定戦。相手はFW前5人の体格がよく、上背のある所沢北高校。前の試合ではFW戦にこだわっており、この試合はFWのフィジカル消耗戦になると予想される。立教はこれまで大きな怪我人は出ていないものの、15人ギリギリでの闘いとなる。

前半は立教ボールでキックオフ。開始早々に従来のFW縦突進とBK展開を織り交ぜて相手陣22m内に入り込んだ。相手ペナルティーからラインアウトモールで攻め、そこから立教FWが10フェーズ以上攻め続け、前半5分、相手ディフェンスの壁をこじ開け、先制のトライ(5-0)。その後は相手のラインアウトモールなどFWプレーでのプレッシャーを受けたが、押し負けることなくUse Itさせ、タックルとジャッカルで相手ペナルティーを誘うなどで凌いだ。その後は立教らしい攻撃を見せ、マイボールをキープする時間が続いたが、ノットリリースザボールや小さな反則でリズムに乗れずにいた。そんな中、前半15分、センターライン上のマイボールスクラムからBKが左展開で抜け出し、相手ゴール前まで攻めたが2m手前で外へ押し出されチャンスを逃した。前半19分、相手がロングキックをきっかけに立教陣に入り込み、そこから立教は相手FWの連続縦攻撃を受け、トライを奪われた(5-5)。後半25分、また相手のキックから立教陣内に入りこまれ、FWの連続攻撃を受けトライを許した(5-12)。前半28分、立教はセンターライン付近のラックで、BKからFWへパスを繋ぎ大きくゲイン、相手ゴール前でFWが6~7フェーズの攻撃を仕掛けたが、最後は相手にボールを奪われチャンスを逃し、ここで前半終了(5-12)。

後半は、前半から一転してトライの奪い合いの展開になった。後半5分、自陣ゴール前相手スクラムから相手FWが抜け出しトライ(5-19)。後半10分、自陣で立教がノットリリースザボールなど連続で反則したところを相手FWに押し込まれ、トライを奪われた(5-24)。このあたりからFW戦で体力を削られ始めた立教は、試合中の声掛け、コミュニケーションが少なくなったように思うが、相手の負傷退場、メンバー交代している間の時間を利用して円陣を組んで意思疎通を図った。しかしながら後半15分、相手に自陣へ攻め込まれ、立教ペナルティーから相手ラインアウトモールを押し込まれトライを奪われた(5-29)。このままワンサイドゲームになるかと思われたが、後半20分、相手反則から立教FWが連続で縦攻撃、更に相手反則を誘い、クイックスタートからFWが持ち込んでトライ(12-29)。後半23分、自陣相手スクラムから相手FWが抜け出しトライ(12-34)。後半27分、センターライン付近の相手反則から立教がクイックスタートで、FWのアタック、BK展開、最後はフォローしていたFWに繋ぎトライを奪った(17-34)。後半29分、立教がキックしたボールをチャージされ、そのまま相手FWが持ち込んでトライ(17-41)。後半ロスタイム、最後まで前を見続ける立教は相手ラックをターンオーバー、最後はBKへ展開しトライ(24-41)。ここでノーサイド。試合には敗れたが、ワンサイドゲームになりそうな状況を打破しようとした選手達が積極的なキャリーを見せたことや後半10分で3トライを奪うなど意地を見せた試合となった。

惜しくも県大会の出場は逃したが、15人ギリギリで新人戦の3試合を戦い抜いたことや、戦績を振り返ってみても他チームと大きな差は無く、選手たちには自信になったと思う。今後は怪我で離脱している選手たちの復帰、新1年生の入部、留学している新2年生の合流など、チームの戦力が段階的にアップすることが予想される。今後のチームの成長に大いに期待したい。

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