活動報告
>>> 高校生の部
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新人戦第2戦
2011・12・27

川越高に逆転勝ちして勢いに乗る立教新座高は、新人戦第2戦に臨みました。
相手は朝霞高、12月27日(火)11:00キックオフ、於立教G。

先発メンバー「( )内は学年」
 
前半
後半
1
黒田 茂峰   (1) 根岸 恵佑   (1)
2
安部 悠平   (1)
3
水池 匠    (1)  
4
柳 紀行    (1)  
5
高岡 勇佑   (2) 阿久津
6
荒井 貴翔   (1)  
7
森 將貴    (2) 高岡
8
横山 大悟   (1)  
9
都築 皓    (1)  
10
清水 健吾   (1)  
11
阿久津 祐朔  (1) 鈴木
12
大西 勇暉   (1)  
13
石田 拓也   (2)  
14
鈴木 詠士   (1) 青木 空斗   (2)
15
三浦 弘之   (1)  
交代:後半開始から
OUT: 黒田、安部
I N: 根岸恵佑(1)→1、青木空斗(2)→14
ポジション変更: 14鈴木→11、11阿久津→5、5高岡→7、7森→2

前半10分、自陣ゴール前、朝霞ラインアウト。相手の一次・二次・三次攻撃をことごとく封じ、ミスに乗じて前に出るいいディフェンスで22mラインまで押し返すも、四次攻撃でついにラインに穴があき、CTBに抜かれて先制トライを奪われる(0‐5)。
14分、自陣22m付近、BKのパスをインターセプトされ、ゴール前で辛うじて止めるも、素早い二次攻撃で追加トライを許す(0‐10)。

前半に2トライ奪われたのは、逆転勝ちした前の川越戦と同じ。まだまだ逆転できるイメージはありました。
しかし今回は、この後何度もビッグチャンスを作りながら、ノックオン、オブストラクション、パスミス(インターセプト!)などがあって攻め切れず、零封負けに終わりました。負けた気がしない敗戦というのはこういう試合を言うのでしょう。

関東大会の出場権は既に得ていますが、もう公式戦は春までありません。部員諸君は、その間に、個々の技術(タックル・パス・キック・キャッチ)と体力(パワー・スピード・スタミナ)を向上させる努力を怠らないように。
ケガ人の回復と新1年生の入部を経て、来春にはさらに強いチームに生まれ変われることを期待します。

 

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新人戦初戦
2011・12・18

新チームでの最初の公式戦、新人戦が開幕しました。立教新座高は、12月18日(日)立教グラウンドでの初戦で、川越高と対戦しました。
3か月前、県大会1回戦で対戦し、0‐50と大敗した相手です。

先発メンバー「( )内は学年」
1 柳 紀行     (1)
2 安部 悠平    (1)
3 水池 匠     (1)
4 阿久津 祐朔   (1)
5 高岡 勇佑    (2)
6 荒井 貴翔    (1)
7 森 將貴     (2)
8 横山 大悟    (1)
9 都築 皓     (1)
10 清水 健吾    (1)
11 鈴木 詠士    (1)
12 石田 拓也    (2)
13 小川 真澄    (1)
14 大西 勇暉    (1)
15 三浦 弘之    (1)
交代:なし

この日の第1試合、朝10時のキックオフでした。
強い日差しで、前夜からの霜が融けてタッチライン際のかなりの部分がぬかるんでおり、足を取られるプレーヤーが続出しました。
どちらも決め手を欠き、膠着状態が続いた前半21分、川越はペナルティからFWが突進し、ラックを連取した後、9→15→8とつないでトライ(0‐5)。立教はまたしても先制点を許してしまいました。
さらに前半終了間際の25分、ハーフウェイライン付近で立教のBKラインがパスをインターセプトされ、そのまま独走トライ。ゴールも決まり、前半終了(0‐12)。

ここまでは、互角の内容なのにリードを広げられてしまうという9月の負け試合と同じパターンでした。
しかし今日はここからが違いました。
後半7分、敵陣深く攻め込み、立教はラインアウトで8がきれいにキャッチ、9→10へパス、10が相手ディフェンスラインの裏へうまく抜けてダウンボール、12が素早く拾ってトライ(7‐12)。
流れるような鮮やかな攻撃で追い上げ開始です。
後半20分、自陣でのラックでボールをキープし、10がラックサイドを突破、さらに5→7とつないで大きくゲイン。敵陣ゴールライン手前で捕まって一瞬ラックとなるも、9が素早く抜け出して中央へトライ。ゴールも決まってついに逆転!(14‐12)。
この時点で残り5分。ボールをキープし続ければ勝ちなのは分かっていても、立教はこういう状況設定に慣れていないためか、ペナルティなどで何度か相手にボールが渡ってしまいました。
しかし相手のミスにも救われ、結局このままノーサイド。公式戦久々の勝利です。

先発メンバーは2年生3人、1年生12人と、むしろ1年生が主力となっています。
1学期から夏合宿までの間に多くの1年生が入部してくれた時、部員数は30人を超え、部内で紅白戦ができるほどになりました。このままチーム力がアップしていけば、秋の公式戦はかなり期待できると予想していました。
ケガ人や退部者もあって、必ずしも予定通りにはなりませんでしたが、11月の1年生大会の頃からようやく歯車が噛み合ってきた感じです。
3か月前に0‐50で大敗した相手に、接戦ながらも勝てたことは、今後の大きな自信になるでしょう。

ところで、キックのキャッチミスが何度か見られましたが、地面がぬかるんでいたことを思えば、何割かは運でしょう。いい練習ができたと割り切ればよい。
むしろ、相手がそこを弱点と思い込んで、何度も雑なキックを蹴り込んできてくれたのは、立教にとってラッキーでした。3か月前の試合では、確実なモール攻撃で何度もトライを奪われ、苦しめられましたから。
ただし、前半17分、相手のハイパントに対して、自陣ゴール前にも関わらず、直接取りに行かずにバウンドを待って取ろうとして、結局相手に取られ、ピンチを招く場面がありました。あれはいけません。
ハイパントは必ず誰かがノーバウンドで取りましょう。

次の試合は12月27日(火)11時キックオフ、場所は立教グラウンドで、相手は12月23日に決まります(朝霞高と川越工の勝者)。
次の試合は平日ですが、出来る限りグラウンドに足を運んで頂き、熱い声援をお願いします!

 

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練習試合(対浦和高)
2011・11・23

11月23日に県立浦和高との練習試合が立教グラウンドで行われました。14日の熊谷工に続いて、県内屈指の強豪校との対戦です。

先発メンバー「( )内は学年」
1 根岸 恵佑   (1)
2 森 將貴    (2)
3 水池 匠    (1)
4 安部 悠平   (1)
5 柳 紀行    (1)
6 高岡 勇佑   (2)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 清水 健吾   (1)
11 阿久津 祐朔  (1)
12 大西 勇暉   (1)
13 石田 拓也   (2)
14 青木 空斗   (2)
15 三浦 弘之   (1)
交代:なし

開始2分、自陣ラインアウトから、SOのタッチキックをチャージされてゴールラインを割られるも、辛うじてドロップアウト。
9分、自陣中央の浦和スクラムから右サイドアタックを仕掛けられ、8→9→15とつながれて再びピンチ。しかしこれもギリギリでしのぎ、トライには至らず。
10分、浦和スクラムからNo.8にサイドを衝かれ、そのままトライ(トライ数0‐1)。
21分、浦和ラインアウトからきれいなモールを作られ、大きくゲインされる。このあたりから、浦和が意図的にモール攻撃を仕掛ける場面が増える。
27分、モールを10m以上押され、トライを追加される(0‐2)。
前半終了。
ここまでは僅差で持ちこたえていたが、後半は地力の差が出始める。
後半15分、モールを押し込まれトライ(0‐3)。
20分、ホイールしたスクラムサイドをSHに抜かれ、大きくゲインされてトライ(0‐4)。
24分、浦和ラインアウトからモールを20mも押されてトライ(0‐5)。
27分、立教が連続攻撃を仕掛けるもなかなかゲインできず、結局ターンオーバーされる。
30分、立教10→13のパスミスを拾われ、ラックから左オープン、11にトライされる(0‐6)。
ここでノーサイド。
続いて行われたBチーム戦は、トライ数2‐1(前半1‐0、後半1‐1)で勝ったものの、Aチーム戦の完敗イメージを払拭するには至りませんでした。

チームの進歩は確かに見られました。
BKのキック処理は、何度か有効なカウンターアタックも見られたことから、確実に向上していることがわかります。FWの密集サイドのディフェンスは、自陣ゴール前でトライさせない粘りがあり、これも練習の成果です。
そして課題の方は、試合後の総括で本郷先生が、セービングを例に挙げて話されたことに集約されます。「当たり前のことを全員が当たり前のようにやれるチームが強い。」
パス、タックル、キック、キャッチ、セービングなどの基本プレーは、普段の練習の中だけではなく、こういう試合の中でこそ磨かれるものです。
モール対策も然り。今日もモールで3トライ奪われました。
練習のための練習ではなく、試合の中での練習を心掛ければ、こういう格上の相手との練習試合も貴重な時間です。活かさなければもったいない。

次は新人戦です。
相手は9月に0‐50で負けた川越高ですが、昨年の接戦(17‐10とリードしながら2トライ奪われ、17‐24で逆転負け)を思えば、勝算は十分あります。むしろ、11月6日の1年生大会で優勝した勢いで立教が優勢とも言えます。

12月18日(日)11:00キックオフ、立教グラウンド、対川越高校。
OBの方々、保護者、関係者の皆さん、応援をよろしくお願いします。

 

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新チーム始動!
2011・11・6, 13, 14

(1)まずは1年生大会
11月6日(日)、西部地区1年生大会が開催され、我が立教新座が優勝しました。西武台に12‐0、川越・朝霞合同に12‐0、決勝で慶応志木に10‐0と全試合完封勝ちの見事な内容でした。

(2)次に練習試合
そしてその余韻も残る11月13日(日)、立教グラウンドで立教新座・西武台・城西川越の三つ巴の練習試合が行われました。中学生同士の試合(12人制)や中2・3・高1混成の試合(15人制)も行われ、良い盛り上がりを見せていましたが、ここでは割愛し、立教対西武台、立教対城西川越の計4本を報告します。(メンバー表は第1試合のみです。あしからず。)

対西武台(20分):トライ数2‐1で勝ち
先発メンバー「( )内は学年」
1 水池      (1)
2 森 將貴    (2)
3 柳 紀行    (1)
4 阿久津 祐朔  (1)
5 安部 悠平   (1)
6 高岡 勇佑   (2)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 清水 健吾   (1)
11 石田 拓也   (2)
12 大西 勇暉   (1)
13 小川 真澄   (1)
14 青木 空斗   (2)
15 三浦 弘之   (1)
交代:なし

開始早々、自陣ゴール前のスクラムで、フッキングミスからボールを奪われてピンチを招くも、次のラックで奪い返し、FWの気迫と充実ぶりが伝わってくる。
そして9分、スクラムから右ブラインドを突破してBKが先制トライ(トライ数1‐0)。さらに12分、ラインアウトからの2次攻撃でFWもトライ(2‐0)。
終盤、相手ペナルティからのFW突進を止め切れず、モールで押し込まれてトライを奪われる(2‐1)。やはりモール対策は、永遠の課題である。1人目が倒せない限り難しい。
しかしこれがこの日の唯一の失点だった。

対城西川越(20分):トライ数1‐0で勝ち
13分、ラインアウトからの2次攻撃でトライ(1‐0)。
BKのキック処理ミスなどもあったが失点には至らず、完封勝ち。

対西武台(15分):トライ数3‐0で勝ち
9分、立教が先制トライ(1‐0)。
そして、その後が圧巻。相手キックオフのボールをキャッチすると、FWが大きくゲインし、2次攻撃で今度はBKがタッチライン際を見事につなぎながら、たった30秒でノーホイッスルトライ(2‐0)。
かつてフランス代表のラグビーは、次々に現れるフォローのプレーヤーをシャンパンの泡に見立てて、シャンパンラグビーと呼ばれたが、このトライもまさにそれであった。
終了間際には、ラインアウトからFWのつなぎでトライを追加し、ノーサイド(3‐0)。

対城西川越(15分):トライ数2‐0で勝ち
7分、敵陣でペナルティを得ると、WTB青木が判断良く瞬時にリスタートし、トライ(1‐0)。その2分後、同じくペナルティから、今度はオープンに展開し、6人がつないでトライ(2‐0)。
立教新座、強し。

(3)そして熊谷遠征
翌日の県民の日の11月14日(月)、熊谷工業高校グラウンドに遠征して、県北の強豪校の胸を借りました。
結果は引き分けと僅差負けとのこと。前日の疲労にも関わらず、熊谷工に善戦しました。

(4)いよいよ新人戦へ
1年生の層の厚さがチーム力のアップに結び付き、いい流れで新人戦に突入できそうです。
11月23日ごろの練習試合を経て、いよいよ12月18日の初戦、対川越高戦に臨む予定です。詳細は追って掲示します。
OB・保護者・関係者の皆さんの熱い声援をよろしくお願いします!

 

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残念!1回戦敗退
2011・9・24

高校選手権埼玉県予選1回戦が9月24日(土)に行われ、立教新座高は川越高に0‐50で敗れて1回戦敗退が決まりました。
3年生は交代も含めて全員が出場し、最後の力を振り絞ってくれました。

先発メンバー「( )内は学年」
1 日鼻 海    (3)
2 秋元 佑介   (3)
3 柳 紀行    (1)
4 高岡 勇佑   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 荒井 貴翔   (1)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 大山 圭太   (3)
10 清水 健吾   (1)
11 鈴木 詠士   (1)
12 石田 拓也   (2)
13 森 將貴    (2)
14 青木 空斗   (2)
15 都築 皓    (1)
交代:
日鼻(3)→阿久津 祐朔(1)→水池(1)
高岡(2)→神林 卓仁(3)
大山(3)→須藤 佑介(3)
鈴木(1)→大西 勇暉(1)
青木(2)→鈴木 勇志(3)

負ければ3年生の引退が決まるこの試合、全員一丸となって勝ちに行きました。
前半開始2分で先制トライを許し、14分にはタッチキックが出ずにカウンターから2つ目のトライを奪われるも、陣地・ボール支配率とも互角以上の展開で、いつでも逆転できそうな雰囲気でした。
しかし立教は、トライ寸前にノックオンしたり、パスミスからターンオーバーされたり、なかなか得点できません。どうも気迫が空回りしている感じです。
逆に相手は、ラインアウトからのモール攻撃や、スクラムからのブラインド攻撃などでトライを重ねて徐々にペースを握り、最終的には0‐50(トライ数0‐8)の大差となりました。

敗戦の中でも、3年生の先発組は下級生に良い手本を見せてくれました。
PR日鼻・HO秋元・LO阿久津はいつもの突進力に加えて2次ディフェンスでのナイスタックルを連発しました。
SH大山は良く伸びるパスで攻撃のリズムを作るとともに、自らもサイドアタックを仕掛けました。
また、途中出場組のWTB鈴木・FL神林・No.8須藤も、限られた時間の中でアタックにディフェンスにフル回転してくれました。3年生の皆さん、御苦労さまでした。

試合は残念な結果に終わりましたが、1・2年生はこれからです。
11月には新人戦が始まります。年度が変われば関東大会予選、国体予選、西部地区大会と重要な試合が目白押しです。

試合は負け続けると楽しくなくなります。まずは勝てそうな試合を勝ち切ることに慣れましょう。
ポジション争いをして、チーム力をアップさせましょう。
どうせキツイ練習をするなら、声を掛け合って、少しでも楽しくやりましょう。
これからの新チームに期待してます!(本稿のHPへのアップが遅れたのは、負けたショックも確かに大きいのですが、ビデオ検証で交代メンバーを確認するのに手間取ったためです。申し訳ありません。)

 

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花園目指して、いざ出陣
2011・9・24

第91回全国高等学校ラグビーフットボール選手権大会埼玉県予選の開会式が9月11日(日)に行われ、24日(土)の1回戦からいよいよ花園を目指す熱い闘いが始まります。
我が立教新座高校は以下の日程となっています。

 

1回戦   09月24日(土) 
      対川越高 13:00〜 所沢北高グラウンド
2回戦  10月09日(日) 
      (昌平高と大井高の勝者) 13:00〜 浦和工業高グラウンド
3回戦  10月29日(土) 
     対深谷高 10:30〜 熊谷ラグビー場Bグラウンド
準々決勝 11月05日(土)
準決勝  11月12日(土)
決 勝  11月19日(土)

ご覧の通り、2勝すれば3年連続県代表の深谷高との対戦が決まっています。そこまでは決して不可能な道のりではないと思いますがいかがでしょうか。あの熊谷ラグビー場のグラウンドで、思い切り立教フィフティーンを応援してみたいものです。
そのためには、初戦の川越高に勝つことがすべてです。OBや保護者のみなさんの声援が是非必要です。グラウンドに足を運び、力強い応援をよろしくお願いします。

 

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練習試合(対芝浦工大柏)
2011・9・4

県予選を目前に控え、9月4日に立教グラウンドで芝浦工大柏高と練習試合が行われました。

先発メンバー「( )内は学年」
1 日鼻 海    (3)
2 秋元 佑介   (3)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 柳 紀行    (1)
5 阿久津 大樹  (3)
6 荒井 貴翔   (1)
7 高岡 勇佑   (2)
8 横山 大悟   (1)
9 大山 圭太   (3)
10 清水 健吾   (1)
11 大西 勇暉   (1)
12 石田 拓也   (2)
13 久保 寛仁   (1)
14 青木 空斗   (2)
15 都築 皓    (1)
交代:
日鼻(3)→安部悠平(1)
阿久津(3)→根岸恵佑(1)
大山(3)→鈴木詠士(1)
この試合、立教は最初につまずきました。相手キックオフをキャッチしてラック、SHからSOへパス、そしてタッチキック…と思ったらチャージされ、そのままノーホイッスルトライ。なんと試合開始20秒で先制されてしまいました。
前半6分と後半5分にもキックをチャージされてピンチになる場面があり、いずれもトライは免れましたが、自陣からの脱出法にもう一工夫が欲しい。「夏合宿2011菅平・その2」でも危惧したとおり、「戻して蹴る」のは相手もプレッシャーをかけ易く、リスクは大きいと感じます。
もう一つの課題はラック。押されてターンオーバーされたり、ボールを蹴りだされたり、こぼれ球を拾われたりする場面があり、どうも安定感に欠けていました。最初にオーバーに入るBKがいい姿勢で入れるか、サイドを固めるSHやFWがボールをしっかり見ているか、など、すべてのプレーヤーが意識すべき課題です。
スコア的にはトライ数0‐5の完敗でしたが、FW・BK一体となった良い連続攻撃もあり、点差ほどの実力差はありません。
W杯の日本代表も、勝ちを計算していたトンガ戦に完敗を喫し、20年ぶりのW杯の勝利を得るのに四苦八苦しています。トッププレーヤーでさえ、課題がたくさん指摘されています。高校生である部員諸君が、負けが続いたからと言って意気消沈する必要はありません。自信を持って精進して下さい。

 

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夏合宿2011菅平・その2
2011・8・2〜8

毎年恒例の菅平の夏合宿、今年は8月2日から6泊7日の日程で行われ、3年生7名、2年生6名、1年生16名、中3年生4名の総勢33名が参加しました。
練習試合を中心とした熱い7日間を経て、各個人の進歩とチームの成長が実感されました。多少の怪我人と体調不良者は出たものの、全員が合宿を全うできたことに感謝致します。
ここ数年、大きな怪我で長期離脱や退部を余儀なくされた部員がおり、特にラグビーの面白さを知る前に怪我で部を去った下級生もいたと聞きます。保護者の一人として、そういう生徒達やご家族の気持ちを思うと、悲しく、つらい。願わくは、ラグビーというスポーツを嫌いにならないで欲しいと思うばかりです。
現役部員は、いろいろな人達に支えられてラグビーができることに感謝しつつ、怪我をしない体作りにも励んで下さい。

合宿後半の試合(8月5日午後、7日午前・午後)については、別項「夏合宿2011菅平・その1」に、簡単な報告を載せましたのでご覧頂くとして、得点された場面から、今後心がけるべき課題をいくつかピックアップしてみました。

  1. こぼれ球にはセービング
  2. ハーフのキックで自陣脱出
  3. 全員が対面に負けない気持ちで
  4. ポジション争いでレベルアップ
  5. 決まりごとはできて当たり前

以下、蛇足ながら少々コメントを。

  1. 「こぼれ球にはセービング」
    自陣へのキックに対して、腰高のまま敵に背を向け手先でボールを拾いに行ってつぶされる、という場面はさすがに減ったが、密集からのこぼれ球や自らノックオンしたボールにも是非セービングを。
  2. 「ハーフのキックで自陣脱出」
     ゴールラインを背にしたピンチの場面では「後ろに戻して蹴る」よりも「その場で蹴る」方が、リスクが少ないのは明らか。
  3. 「全員が対面に負けない気持ちで」
     戦略や戦術で勝つことは大事だが、1人1人がマークする相手に負けなければ、15人のたし算で必ず勝てる。走力で負けるならポジショニングを工夫するなど、試合中でもやれることはいくらでもある。
  4. 「ポジション争いでレベルアップ」
     1つのポジションを2人以上で争うのは、チーム力アップのためには必須。さらに、全員がそれぞれ2つ以上のポジションをこなせるようになると、怪我人が出た時にチームの窮地を救う。
  5. 「決まりごとはできて当たり前」
     すべてのポジションにはそれぞれ期待されている役割がある。フッカーがフッキングすること、その瞬間プロップが押されないこと、スローワーがまっすぐ投げ入れること、ハーフが正確なパスを投げること、BKが1対1で対面に抜かれないこと、プレースキッカーが正面のゴールは外さないこと、など。個人で練習するものもユニットで練習するものもあるが、百回に一回も失敗しないよう、とことん練習あるのみ。特にセットプレーで初歩的なミスが出ると、チーム全体の士気が落ちる。

外野から好き勝手なことを書き並べてしまいましたが、これも秋以降の公式戦でチームの躍進を期待すればこそ。もちろん、応援さえしていただけるなら、こんな文章は軽く読み飛ばしていただいて構いません。
校内合宿(8月22日〜25日)を経て、さらに完成度の高いチームに仕上がることを祈ります。
保護者やOBは応援することしかできません。
武田先生、本郷先生、他のコーチの皆様、よろしくお願い致します。

 

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夏合宿2011菅平・その1
2011・8・2〜8

今年の菅平の夏合宿は8月2日から6泊7日の日程で行われました。
直接足を運べなかったOB・保護者・関係者の方々も多かったと思いますので、合宿後半の練習試合(8月5日午後、7日午前・午後)の結果をかいつまんでお伝えします。
部員の保護者の一人として、僭越ながらコメントも添えましたので、別項「夏合宿2011菅平・その2」もちょっとのぞいてみて下さい。
8月5日(金)午後の練習試合
対専修大附属高(東京)25分×2
先発メンバー「( )内は学年」
1 日鼻 海    (3)
2 安部 悠平   (1)
3 柳 紀行    (1)
4 高岡 勇佑   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 荒井 貴翔   (1)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 大山 圭太   (3)
10 清水 健吾   (1)
11 大西 勇暉   (1)
12 石田 拓也   (2)
13 森 將貴    (2)
14 青木 空斗   (2)
15 都築 皓    (1)

<得点経過>
前半5分、自陣の相手スクラムからNo.8にサイドを衝かれ、そのままトライ(T0‐1)。
前半17分、キック処理ミスからボールを奪われ、連続攻撃でトライ(T0‐2)。
前半23分、相手FKからのFWラッシュを止められずトライ(T0‐3)。
前半終了。
後半も、キックのカウンターでゲインされ、プロップの快走を許してトライ(T0‐4)。
さらに、PKからFWに突進され、ラックサイドを衝かれトライ(T0‐5)。
敗色濃厚。
しかし終盤、敵陣でのPKを得て速攻を仕掛けました。FWがつないでゲインし、中央のラックから右にまわして10→13でラック、今度は左にまわして10→8でトライ(T1‐5)。そしてノーサイド。
 
最後にFW・BK一体となった鮮やかな連続攻撃で一矢を報いました。こういう負け試合の終盤で、集中力を切らさずにトライを取れる攻撃力は大変素晴らしい。1年生が過半数を占めているのは1学期と同じですが、チームの完成度は格段に上がっていると感じます。
トライ数は1対5の完敗でしたが、得るところの多い試合でした。
尚、Bチーム戦はほぼ逆のスコアで完勝しました。

8月7日(日)午前の練習試合、立教も含めた3校で三つ巴戦
対磯原高(茨城)、対新潟高(新潟)各25分×1
先発メンバー「両試合共通 ( )内は学年」
1 日鼻 海    (3)
2 秋元 佑介   (3)
3 柳 紀行    (1)
4 高岡 勇佑   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 荒井 貴翔   (1)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 大山 圭太   (3)
12 石田 拓也   (2)
11 大西 勇暉   (1)
10 神林 卓仁   (3)
13 森 將貴    (2)
14 鈴木 勇志   (3)
15 青木 空斗   (2)
 

<得点分析>
この2試合はそれぞれトライ数4‐0、6‐0で快勝しました。
計10トライの内訳は、
ペナルティキックから3T(BKラインをまわして1T、FWが突進して2T)
スクラムから2T(No.8が持ち出して1T、BKラインをFWがフォローして1T)
ラインアウトから2T(BKがゲインして、ラックからFWの連続攻撃で2T)
キックオフから2T(相手キックオフを取り、BKが走ってノーホイッスルで2T)
ターンオーバーから1T(CTBが相手からボールをもぎ取り、つないで1T)
というものです。
多彩な攻撃パターンもさることながら、2試合完封勝ちは大変誇らしい!
こういう展開を秋の公式戦でも期待したいものです。
磯原高とのBチーム戦はトライ数0‐1で敗れました。

8月7日午後の練習試合
対大阪市立高(大阪)25分×2
(メンバー表省略)

<得点経過>
前半3分、自陣の相手ラインアウトを奪い取りSOがキックするも、カウンターから3連続のラックでゲインされ、BKにトライされる(T0‐1)。
前半8分、敵陣のラックからBKラインに大きくまわされ、走りきられてトライ(T0‐2)。
前半20分、ラインアウトからの一次攻撃でSOにあっさり抜かれトライ(T0‐3)。
後半9分、スクラムから、またもBKの一次攻撃でトライ(T0‐4)。
ここから反撃開始。
後半10分、敵陣左スクラムからブラインドサイドをBKがつないでトライ(T1‐4)。
後半13分、自陣からFBが独走トライ(T2‐4)。
後半17分、自陣右スクラムからブラインドへ。右WTBからラックを経て、FBが独走トライ(T3‐4)。

後半追い上げた分、流れは立教でしたが、結局逆転には至らず、トライ数3対4で惜敗でした。また、Bチーム戦もペナルティからFWに突っ込まれる同じパターンで2トライを許し、トライ数0対2で負けました。
合宿最後の試合を勝ち切れなかったのは心残りですが、合宿後半の4試合を見て、技術・体力・精神力のすべてが向上しつつあるのが印象的でした。

 

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西部地区大会2日目
2011・6・19

6月19日午前、東洋大学グラウンドで西部支部技術講習会が行われ、引き続き午後、西部地区大会の試合が行われました。立教新座高校はレギュラーメンバーのチーム(A)が所沢北、川越のAチームとそれぞれ25分1本で戦い、1年生中心のチーム(C)は城西川越、所沢北のCチームとそれぞれ15分1本で戦いました。
結果は以下の通り。

立教新座A● 10‐19 ○所沢北A
立教新座A●  5‐28 ○川越A
立教新座C○ 12‐ 0 ●城西川越C
立教新座C○ 12‐ 0 ●所沢北C
第1戦先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 阿久津 大樹  (3)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 柳 紀行    (1)
5 安部 悠平   (1)
6 神林 卓仁   (3)
7 荒井 貴翔   (1)
8 横山 大悟   (1)
9 都築 皓    (1)
10 石田 拓也   (2)
11 大山 圭太   (3)
12 青木 空斗   (2)
13 岡田 拓都   (1)
14 大西 勇暉   (1)
15 鈴木 勇志   (3)
交代
なし
第2戦先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 阿久津 大樹  (3)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 柳 紀行    (1)
5 安部 悠平   (1)
6 神林 卓仁   (3)
7 荒井 貴翔   (1)
8 横山 大悟   (1)
9 都築 皓    (1)
10 石田 拓也   (2)
11 大山 圭太   (3)
12 青木 空斗   (2)
13 岡田 拓都   (1)
14 大西 勇暉   (1)
15 鈴木 勇志   (3)
交代
鈴木(1)(鈴木(3))
清水(1)(大西(1))

第1試合の所沢北高戦は、開始3分、左後方に深く蹴り込まれトライされ(0‐7)、その3分後、今度は右後方にキックされてまたもやトライされてしまいました(0‐12)。
5月7日の国体県予選で対戦した時は、再三のモール攻撃に苦しめられたのですが、今回はキックでペースを握られてしまいました。その後またもやモールからトライされ、19点差となりました(0‐19)。
中盤以降は互角以上の試合運びで、青木〜大西〜神林とつないで1トライ(5‐19)、大久保〜阿久津〜青木とつないでもう1トライ(10‐19)を返したものの、逆転には至りませんでした。

第2試合の川越高戦は、パスミスを拾われてトライ(0‐7)、スクラムからNo.8にサイドを抜かれてトライ(0‐14)、キック処理ミスでトライ(0‐21)、さらに単純なオープン攻撃からBKラインのギャップを衝かれてトライ(0‐28)と、得点を重ねられてしまいました。
立教もマイボールキックオフをFWが直接キャッチしたり、自陣から果敢にパスをまわしてゲインしたり、進歩の跡が見られましたが、終盤に意地の1トライを返すにとどまりました(5‐28)。川越高校は、昨年11月21日の新人戦初戦で大接戦の末逆転負けした相手です。つまり、勝てない相手ではありません。今回は立教がミスから自滅した感があります。残念。

一方、1年生中心のCチームは連戦連勝。先週の2試合と併せて4勝0敗、すべて完封勝ちです。小さなミスはあっても、テンポがよく、スピーディで、何よりも楽しそうに試合をしているのがいい。ルールの勉強をしっかりやればもっと強いチームになりそうです。
夏に向けて、部員たちの一層の頑張りと、OB・保護者の皆さんの熱い応援を期待します。

 

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西部地区大会1日目
2011・6・12

西部地区大会は5月29日(土)に開幕し、立教新座は6月12日、ホームグラウンドで初戦を迎えました。レギュラーメンバーのチーム(A)が西武台、朝霞のそれぞれのAチームと25分1本で戦い、午後からは1年生中心のチーム(C)が同様にそれぞれのCチームと15分1本で戦いました。
結果は以下の通り。

立教新座A● 7‐17 ○西武台A
立教新座A● 7‐15 ○朝霞A
立教新座C○ 15‐0 ●西武台C
立教新座C○ 15‐0 ●朝霞C
第1戦先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 阿久津 大樹  (3)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 柳 紀行    (1)
5 横山 大悟   (1)
6 森 將貴    (2)
7 荒井 貴翔   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 石田 拓也   (2)
11 三浦 弘之   (1)
12 青木 空斗   (2)
13 岡田 拓都   (1)
14 鈴木 勇志   (3)
15 金子 竜誠   (1)
交代
清水(1)(三浦)
第2戦先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 阿久津 大樹  (3)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 柳 紀行    (1)
5 安部 悠平   (1)
6 荒井 貴翔   (1)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 石田 拓也   (2)
11 鈴木 勇志   (3)
12 青木 空斗   (2)
13 岡田 拓都   (1)
14 三浦 弘之   (1)
15 金子 竜誠   (1)
交代
大西(1)(三浦)
森(2)(安部)
清水(1)(金子)

立教Aチームは、やはり勝てそうで勝てない試合が続いています。
前の試合で課題だったモール対策(1人目がきっちり倒す)やスクラムの球出し(相手SHに邪魔させない)は十分に修正されていましたが、相手の長いキックに対して、キック処理ミスからトライを許したり、カウンターアタックで思いのほかゲインできなかったり、と、やはりキック処理での課題が残っていると感じました。
一方、こちら側のキックは、というと、自陣からタッチに出せなかったり(結局トライされた)、チャージされたり(さらに攻め込まれた)、キックオフがノット10mだったり(トライされた直後なのでさらに意気消沈)、ペナルティをもらってチョン蹴りして走り出そうとしたらノックオンしたり(焦りすぎ)と、キックに関連した技術においてはまだまだ未熟な印象です。普段からボールを蹴る感触を足に覚えさせておく必要があります。

そもそもラグビーにおいては、ボールをキープし続ける限り相手に得点は入りません。キックというのはある意味、ボールの所有権を一時的に放棄することでもあります。だから、キックなしで勝つのが理想です。自陣からでもパスをまわしてトライに結びつくなら、そういう勝ち方の方が安全です。
しかしながら、やはりそれは難しい。
そこで「良いキック」が必要になるわけです。
自陣から脱出する長いタッチキック、攻めきれないときのショートパントやゴロパント、戦術としてのハイパントやキックパス、FWが良い位置でキャッチできるようなキックオフやドロップアウト、そして直接得点に結びつくプレースキックなどなど。
チーム内に良いキッカーが増えれば、接戦を勝つチャンスも増えます。練習あるのみ。

それともう一点。
ラックに関連したルールの再確認です。ラックでターンオーバーされた場面を見ると、ボールが出ているかどうか、すなわちラックが解消しているかどうかの判断ができずに動きが止まっていることが多い。
ラックの定義を知れば、そういうことが防げる一方、相手ボールを奪い取ることも可能になります。ラックが成立する前なら、横から入っても、ボールを手で拾い上げても反則になりません。ラックが解消した後なら、オフサイドラインが消えるので、飛び出してボールを拾っても大丈夫です。
ルールの勉強も怠らないように。

それにしても、1年生の活躍は見ていて頼もしい。
今、1年生部員は18人もいるとか。チーム内に競争が生まれればチーム力がアップするのは確実だし、何よりも1年生だけの単独チームが組めるなんて驚異的です。
6月19日には東洋大学グラウンドで対所沢北高A(13:30〜)、対川越高A(14:00〜)、対城西川越C(16:10〜)、対所沢北高C(16:30〜)の各試合があります。
応援に行きましょう!

 

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国体県西部地区予選3位決定戦
2011・5・14

国体県西部地区予選3位決定戦は、5月14日(土)所沢北高グラウンドで行われ、立教は城西川越高校と対戦しました。結果は15対44(前半10‐15、後半5‐29)で負けて西部地区4位に終わり、惜しくも県大会への出場権を逃してしまいました。
試合結果やトーナメント表は、埼玉県ラグビーフットボール協会HP、または、埼玉県西部支部高等学校体育連盟ラグビーフットボール専門部HPでご覧になれます。
2年生の研修旅行や中間試験などで、部活の中断期間が多少ありますが、夏に向けて、部員の皆さん、頑張って下さい。
個人のフィットネスとスキルが伸びれば、チームは必ず強くなります!

 

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国体県西部地区予選準決勝
2011・5・7

国体県西部地区予選準決勝は、5月7日(土)慶応志木高グラウンドで行われ、立教は所沢北高校と対戦した。
先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 加藤 崇兵   (2)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 勝又 晋一   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 神林 卓仁   (3)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 清水 健吾   (1)
11 鈴木 詠士   (1)
12 石田 拓也   (2)
13 森 將貴    (2)
14 鈴木 勇志   (3)
15 青木 空斗   (2)
交代
河野(2)(鈴木)
阿久津(1)(勝又)
柳(1)(大久保)

立教は、3日前に快勝した試合とまったく同じ先発メンバーで臨んだ。
所沢北高は昨年のこの大会でも対戦し、14‐45で完敗を喫した相手である。
緊張感の中、キックオフ。
最初の10分は拮抗した互角の展開で、互いにミスの少ない、緊迫した好ゲームが予想された。
しかし、「今度は勝てるかも…」と思ったのも束の間、前半11分、ラインアウトからきれいなモールを作られ、押し込まれてそのままトライ。
さらに21分・28分にもモールを起点にトライされ、0‐17で前半終了。
後半は途中で3人を入れ替えて立て直しを図ったが、相手の勢いは止められず、前後半で計6トライを奪われた。
しかも、その内5トライはモールからのトライで、先月の進修館との試合を再現しているかのようだった。
結局、立教は右ライン攻撃からFB青木が1トライを返すのが精一杯で、今年も所沢北に5‐32と敗れた。
さて、課題はモール対策であるのはもちろんだが、きれいなモールを作られたら押す方向は相手が自由に操れるので、相当ゲインされる(あるいはトライされる)ことは避けられない。
押され始めたら、FW2人がバインドして後方からスピードをつけてモールに飛び込む方法もある(1人ずつペタペタと張りつくよりも運動エネルギーが大きく、押し返せることもある)が、レフリーによってはモール・コラプシングをとられる。
したがって、最善のモール対策というのは、1人目のタックラーがきっちりと相手を倒すかボールを殺す、それでもモールを作られそうになったら、2人目・3人目が割って入るかボールに絡む。つまり、簡単にはモールを作らせないことであろう。
あともう一点。
スクラムが押され気味の時の球出しにもう一工夫があると、少ないチャンスを生かせると感じた。
SHがパスの邪魔をされる場面がしばしばあったので、フッキングからダイレクトに出す、右ロックでボールキープする、No.8が一旦拾う、SH自身がサイドを突く、などのオプションは、多いほど良い。もちろん、優先すべきはスクラムの強化であるが。
ゲームの組み立ての中心となるNo.8・SH・SOが1年生という布陣なので、今後、連携が深まると攻撃力が飛躍的にアップする予感がある。
すでに個々のタックルやシステムディフェンスはかなり磨きがかかっている。自信を持って来週の3位決定戦に臨んでほしい。

 

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国体県西部地区予選第1戦
2011・5・4

国体県西部地区予選第1戦は、5月4日(水)立教新座グラウンドで行われ、立教は大井高校と対戦した。
先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 加藤 崇兵   (2)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 勝又 晋一   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 神林 卓仁   (3)
7 横山 大悟   (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 清水 健吾   (1)
11 鈴木 詠士   (1)
12 石田 拓也   (2)
13 森 將貴    (2)
14 鈴木 勇志   (3)
15 青木 空斗   (2)
交代
阿久津(1)、河野(2)、
柳(1)、安部(1)、大西(1)

キックオフ直後のノーホイッスルトライで幸先良く5‐0と先制。
前回の対進修館戦での反省点(モールへの防御と、キック処理)が見事に生かされ、さらに2トライを重ねて、前半は17‐0で終了。
後半には1年生4人を含む計5人の選手交代で、夏に向けての戦力の充実を図った。
その隙に1トライ1ゴールを返されてしまったが、その一方、相手反則で得たペナルティキックでゴールを狙うなど、勝ちへのこだわりも見られ、頼もしく感じた(ゴールが決まればもっと良かったのだが)。
22‐7で快勝。
いい雰囲気で3日後の対所沢北高戦(準決勝!)に臨む。

 

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関東大会県予選
2011・4・17

震災の影響で春合宿が中止になってしまったが、本郷先生・武田先生の御尽力で、合宿に匹敵するぐらいの練習・合同練習・練習試合を組むことができ、新チーム結成後の初の公式戦に臨んだ。立教新座高校は1回戦で県北の強豪、進修館高校と対戦した。
先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (3)
2 加藤 崇兵   (2)
3 大久保 慶太郎 (2)
4 勝又 晋一   (2)
5 阿久津 大樹  (3)
6 横山 大悟   (1)
7 阿久津 祐朔  (1)
8 久保 寛仁   (1)
9 都築 皓    (1)
10 清水 健吾   (1)
11 神林 卓仁   (3)
12 石田 拓也   (2)
13 河野 誠    (2)
14 鈴木 勇志   (3)
15 青木 空斗   (2)
交代
阿久津(1)→大山(3)
鈴木(3)→森(2)

最初の10分で、モールを大きく押し込まれて2トライを奪われ、その後の10分では、スクラムサイド、モールサイド、さらにはバックスの一次攻撃からもトライを取られた。
結局前半は0−39で終了。
先発メンバーに1年生が5人も名を連ねていたため、ハーフタイムには本郷先生を中心に長めの作戦会議で後半の軌道修正を図った。
後半もモールから、オープン攻撃から、ロングキックから、さらにはドロップアウトからの逆襲と、多彩なトライをことごとく決められてしまった。
しかしながら、気持ちは切れていないのが救いであった。
最後の4分間は圧巻。
立教は、相手のペナルティの繰り返しもあって、FW・BK一体となった見事な連続攻撃を見せてくれた。
トライに結びつかなかったのは、やはり今の実力と言わざるを得ないが、今後のチームの伸びを期待させるに十分な4分間であった。
残念ながら、0−66でノーサイド。
個々の場面では点差ほどの実力差を感じなかったものの、確かに相手より劣っていたのは、FWでは密集プレー(特にモール)、BKではキック処理(キャッチングからカウンターアタックまで)であろう。
幸い、この2点は練習で克服できるものである。
来る国体県予選と西部地区大会でその答えを見せて欲しい。
ちなみに、この日、同じグラウンドで他に3試合あり、正智深谷は131−0、熊谷工は85−0、深谷は107−0でそれぞれ快勝した(相手はそれぞれ大井高、朝霞高、昌平高)。
進修館の66−0もあわせると、県北4強で得点389、失点0という強さである。
そして、これらのチームと接戦を演ずるのが立教新座の目標である。
新チームの初戦が大差の完封負けとなってしまったが、たくさんの新入部員(武田先生によれば、現在15名!)を得て、むしろこれからは、前途洋洋だ。
OBの皆さんの応援よろしくお願いします。
頑張れ、立教新座高校ラグビー部!

 

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対 芝浦工業大学柏高等学校(練習試合)
2011・2・13

 

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新人戦11位決定戦
2011・1・10

埼玉県西部地区新人戦11位決定戦は1月10日(月)慶応志木高グラウンドで行われ、立教は城北埼玉・細田学園合同チームと対戦しました。

先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (2)
2 秋元 佑介   (2)
3 大久保 慶太郎 (1)
4 勝又 晋一   (1)
5 阿久津 大樹  (2)
6 大山 圭太   (2)
7 青山      (2)
8 須藤 佑介   (2)
9 藤田 直生   (1)
10 荻野 雄資   (2)
11 鈴木 勇志   (2)
12 石田 拓也   (1)
13 神林 卓仁   (2)
14 河野 誠    (1)
15 青木 空斗   (1)

勝負として見れば、開始3分の先制トライ以降は前半24‐0、後半17‐0と、危なげない試合運びで、41‐0の完封勝ちでした。
今後に向けて、ひとつ課題を挙げるならやはりタックルでしょう。
危険なハイタックルで、チームとしてレフリーから注意を受けたことからもわかるように、捕まえるタックル・抱きかかえるタックルが目立ちました。そういう「待つタックル」では、かわされたり、ボールをつながれたりします。
タックルの目的は、ゲインさせないことと、ボールをコントロールさせないことです。
決して相手を仰向けにひっくり返すことが目的ではありません。が、パスミスやノックオンを誘うような鋭いタックルを決めるためには、日頃から、一歩でも二歩でも前へ踏み込んで相手を倒す練習が欠かせません。
これで今春の23年度関東大会埼玉県予選の出場権を得ました。
部員諸君の健闘を祈ります。
日程は未定ですが、OBの皆さんの応援もよろしくお願いします。

 

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新人戦9位決定戦
2011・1・7

埼玉県西部地区新人戦9位決定戦は1月7日(金)所沢北高グラウンドで行われ、立教は川越東高と対戦しました。
先発メンバー「( )内は学年」:
1 日鼻 海    (2)
2 秋元 佑介   (2)
3 大久保 慶太郎 (1)
4 勝又 晋一   (1)
5 阿久津 大樹  (2)
6 大山 圭太   (2)
7 青山      (2)
8 須藤 佑介   (2)
9 藤田 直生   (1)
10 荻野 雄資   (2)
11 鈴木 勇志   (2)
12 神林 卓仁   (2)
13 石田 拓也   (1)
14 河野 誠    (1)
15 青木 空斗   (1)

年末は12月30日まで練習、新年は1月3日から練習、と、正月休みを削ってまでこの一戦に賭けてきた立教は、前半を10‐7で折り返しました。
今日こそは、と選手も応援席も手応えを感じつつも、接戦で勝ち切れなかった記憶がよみがえり、一抹の不安が…。
結局、終わってみれば13‐14と今大会3度目の惜敗。トライ数は2対2の互角ながらゴールキックの差でした。残念。
1月10日の11位決定戦出場が確定です。

 

 

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